同じ20インチの自転車でも、どこが違うの?
- qi li
- 2天前
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已更新:1天前

Marin Bikes(マリンバイクス)のキッズバイクシリーズは「Donky JR(ドンキー ジュニア)」という名前で統一されており、ホイールサイズの違いによって、年齢や身長に合わせたモデルが用意されています。ラインナップは16インチ、18インチ、20インチ、22インチ、24インチ、そして26インチ。基本的にホイールサイズごとに1モデルずつなのですが、例外がひとつあります。それが「20インチ」です。20インチには Donky JR 20 SS(以下SSモデル) と Donky JR 20 6S(以下6Sモデル) の2種類が存在します。よく聞かれる質問が「この2台、どこが違うの?」というもの。今回はその違いを詳しく説明していきます。
一番の違い:変速機の有無


この2台の大きな違いは、ズバリ“変速機”です。
実は全ての違いは、この一点から派生しています。名前からも分かるように、SSモデルは “Single Speed”(シングルスピード=変速なし)、6Sモデルは “6-Speed”(6段変速)。では「どちらが良いか?」というと、単純に一方が優れているとは言えません。それぞれの使い方や目的によって向き不向きがあります。
SSモデル ― BMXテイストな遊びのバイク


SSモデルの公式説明には「BMXスタイル」という言葉が使われています。BMXとは、簡単に言えば“大人が乗る小径アクションバイク”。ジャンプやトリックなど、動きのある走りを楽しむための自転車です。BMXにはさまざまな種類がありますが、共通する特徴は「20インチホイール」+「シングルスピード」という構成。つまり“動きの自由さ”がすべて。
このSSモデルも、BMXの20インチホイールを採用し、シングルスピードの駆動系、BMXタイプのステムと幅広ハンドルを組み合わせています。そのため、ハンドル操作が軽く、姿勢もアップライトで、まさにBMXのような軽快で自由な乗り味に。もしお子さんが長距離を走る予定がなく、普段の遊び場が平地中心で、将来的にアクション系のバイクにも興味がありそうなら、SSモデルがぴったりです。6Sモデル ― 小さなマウンテンバイクのような存在一方の6Sモデルは、見た目も走りも「リジッドフォークのミニマウンテンバイク」といった印象です。6段変速を搭載しているので、街中の坂道や公園のアップダウンにも対応可能。岡山の「吉備自転車道」を1本走り切ることも十分できます。また、SSモデルに比べてハンドル位置がやや低めに設定されており、上体の重心が少し前にかかる設計。その分、お尻への負担が少なく、長距離ライドでも快適に走れるようになっています。

遠くの景色を見に行ったり、家族みんなで週末ライドを楽しむなら、6Sモデルがベストチョイスです。
まとめ
アクティブで軽快な動きを楽しみたいなら → SSモデルより多様な地形を走り、遠くへ出かけたいなら → 6Sモデル
どちらもお子さんの成長や遊び方に合わせて選べる、Marinらしい魅力的な20インチバイクです。


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